News

お知らせ

【受賞】学生作品の技術賞 第43回「青い翼大賞」にてDIGITAL GARDEN事業部の矢崎絋亮が受賞しました!

2025.10.31

 yazaki_award.jpg

本年度、当社にカラリストアシスタントとして新卒入社した矢崎絋亮が撮影した作品が、日本映画テレビ技術協会による学生作品の技術賞である「青い翼大賞」を受賞しました。
本賞は、次世代を担う新たな才能の発掘・育成を目的に「映像制作技術」が優れた作品に贈られる賞で
、今回学生時代に撮影、カラーグレーディングを手がけた映画『空回りする直美』が、撮影技術を評価され受賞に至り、同協会主催のMPTE AWARDS表彰式にて表彰されました。

<予告映像>


<本人コメント>
未熟で拙い撮影ではありましたが、とても栄えある賞を頂けたことを誠に嬉しく思っております。
『空回りする直美』という作品は、主人公である直美が、発達障がいとチック症を抱える兄を不器用ながらに世話をし、自身も困難を抱えながらも楽しく生きている姿を描いた作品です。
前半部分は、非常に狭い団地の中で常に動き回っている天真爛漫な兄妹を捉えるために、カット割りは極力シンプルに、撮影距離を兄妹と同じ目線にして、柔らかくやり過ぎない光をベースに進めていきました。後半にかけて詰まった画と圧迫感の感じる空間の光を作り、兄妹の感情にフォーカスするような画作りに変化させていきました。
監督の熱意から始まった本作品、荒削りな部分は多々ありますが様々な映画祭にノミネートし、個人賞までいただきことができて自分が関わった作品が世に出ることへの喜びと責任を深く感じました。
この気持ちを忘れずに鍛錬を怠らず、精進していきたいと思います。

本作品は、このほかにもPFF AWARD 2025でグランプリ、下北沢映画祭で観客賞を受賞しました。
さらに、TAMA NEW WAVEでのノミネートが決定し、11月8日(月)から開催される「映画祭 TAMA CINEMA FORUM」にて上映されます。

現在はプロのカラリストを目指して入社し、現在はDIGITAL GARDEN事業部で日々研鑽を積んでいます。
まだ走り出したばかりですが、今後の活躍にご期待ください!

Recent NEWS